放課後ルームの不足について

船橋市の放課後ルームで、待機児童(入りたくても入れない子どもたち)が増えていて、特に西部地域が深刻です。中山地域のニュースに載せた文章を載せます。

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放課後ルームに入りたくても入れない子ども達が、市内に366人います(9月1日現在)。特に待機児童数が最も多いのは小栗原のルームで、小学1年生から3年生までで32人、4年生から6年生までで15人にものぼります。尚、小栗原の定員は130人ですが、既に定員の120%まで子ども達を受け入れており、空きはありません。近隣の葛飾も同様です。

また小栗原小学校の敷地内に、放課後ルームを増設できる程の面積は無く、市は学校の外に用地を探すなど、あらゆる方策を考えていると言います。

1997年以降に共働き世帯は専業主婦世帯数を上回り、2007年に1,000万世帯を超えてなお増加中です。さらに市西部地域はマンション建設が相次いで急激に人口が増加し、保育園や放課後ルームなどの需要は増えていますが、整備が追いついていません。

そもそも行政に放課後ルームの充分な整備を進める姿勢があるのかも問われています。市は昨年度から、学校の施設を活用し、地域の協力も得て子ども達を午後5時まで受け入れる「放課後子ども教室」を始めましたが、この事業でスタッフが行うのは「見守り」のみです。

一方、放課後ルームは保護者が働いているなどで、放課後に家庭で子どもだけになってしまう小学生に遊びと生活の場を用意し、子ども達の心身の発達を促していくことを目的にしています。受け入れ時間も午後7時までです。

市は「放課後子ども教室」の実施で放課後ルームの利用者が減ると見込み、整備計画を作っていますが、「その見込みが甘いのではないか。また、今後のマンション建設増加も十分に考慮されてないのではないか」と、日本共産党の議員が6月、9月と議会で質しました。

市側は「教育委員会の児童推計を参考にして決めており、マンション建設等もわかる範囲の中で組み込まれているはず。また、放課後子ども教室は放課後ルームの代替ということではなく、放課後の過ごし方の選択肢を増やしたという考え方。計画の見直しはしない」と回答しました。

日本共産党の議員は「ルームの空きが無くては選びようがないのが現実であり、選択肢という位置づけにしてはならない」とさらに追求しました。子ども達を本当に守れるのか、状況は深刻です。今後も改善を求めたいと思います。

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