１２日に上陸した台風１９号は全国各地で甚大な被害を広げました。被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。お亡くなりになられた方に心から哀悼の意を表します。
船橋市でもこの日、海老川・飯山満川周辺、二俣川周辺の西船橋南地区に避難勧告が出されました。
１２日午前１１時頃の二俣川。市川市二俣２丁目です。
同じ時間帯の海老川です（本町４丁目）。
今回は上の二つの河川は氾濫しませんでしたが、私も不安の中で過ごしました。
また避難勧告が出された西船橋南地区＝葛飾町2丁目 ・印内町 ・山野町 ・海神町西1丁目 ・海神町東1丁目 ・海神町南1丁目 ・南海神1〜2丁目 ・海神町2〜3丁目は船橋市の洪水ハザードマップでは浸水地域とされていないようです。９月の台風１５号では浸水して車を廃車にせざるを得なかった方もいるということを、住民の方から１３日に聞きました。二俣川の問題は調べたいと思います。
海神町南１丁目にお住まいの方は、「避難するようにという通知はエリアメールであったけど、どこに行けばいいのか分からなかった」「船橋市から報告は何もなかった」とのことでした。おそらく海神南小学校が避難所ではないかと思われていたそうで、この付近では葛飾中や西海神小が避難所だったと話すと「遠すぎる」と驚愕されていました。
そこから北の海神６丁目では１２日の夜９時頃から夜中の１時頃まで停電があったそうです。「家族の介護の途中だったので大変だった」という方も。
西船地区の農家の皆さんに今回の被害状況をお聞きしたところ、「ハウスが歪んだ」「ビニールがめくれて貼り直しが必要。先月の台風１５号でも別のハウスのビニールが飛ばされた」などの声が出されています。船橋市は農業被害への支援制度を準備しており、その利用には被害状況が分かる写真が必要になります。ご自分で直される前に必ず写真を何枚か撮ってください。住宅の瓦屋根の損害についても制度が準備されていますので、同様に写真を撮ってください。
本中山４丁目では、台風１９号の影響で桜の木が倒れたそうです（船橋市が対応済みです）。ご近所の方は「台風１５号でも近くの木が折れた。屋根や壁が吹き飛んだ家もある」と語っていました。凄まじい威力に恐ろしさを感じます。
このまま地球温暖化が進めば、こうした大規模な災害が毎年起きるとも言われています。政府は石炭火力発電所を今後２２カ所も増やす予定ですが、温暖化を促進する政策を抜本的に見直さなければならない時期に来ていると思います。台風で犠牲になった方やグレタ・トゥンベリさんの怒りに応える必要があるのではないでしょうか。
１３日午後の二俣川です。海神町南１丁目で撮影しました。
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