6月13日に本会議で一般質問を行いました

質問事項は大きく3つです。

①「投票率の向上について」という題で、市内の当日投票所や期日前投票所の増設、選挙公報の全戸配布、期日前投票期間からの防災無線での投票呼びかけを求めました。

②船橋市が「行財政改革推進プラン」で明らかにしている国民健康保険料の引き上げの中止や、「国保の手引き」や広報での国保のしくみ紹介の表記の改善を求めました。

③「LGBT/SOGIについて」という題で、船橋市でのパートナーシップ制度(同性カップルや事実婚カップルを結婚と相当する関係と自治体が認める制度)の導入を求めました。

船橋市議会 議会録画放映
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質問の動画は上記のリンクからご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

この質問の準備中、若い世代の地方選での投票率の低さを認識しました。4月の船橋市議選・県議選とも20代の投票率は10%台でした。30代前半も20%台前半です。

どうやったら上がるのか?という私の疑問に「議員がもっと魅力的にならなければ」というごもっともな御指摘を先輩議員などから頂き、反省したのですが、同時にインターネットで色々と検索中、「20代の投票率が8割を超える」というスウェーデンのことを知り驚きました。

スウェーデンの小学校の教科書では「学校のカフェや遊び場が閉鎖されそうになったらどうしたらいいか」という問題に対して、「新聞に投書する」「責任者の政治家に会う」「デモをする」という回答が載っているそうです。

これが日本だったら「予算の少なさを学んで我慢する」とかになりそうです。スウェーデンではこのほか、政党青年部に所属する子どもが多いなど、政治的な自由が随分保障されているとのことです。

東京新聞「18歳選挙権『先進国』スウェーデンは 政治意識 学校で地域で」(2016年6月17日) https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/kokusei201607/zen/CK2016061702000198.html

日本の学校でも「規則やルールは絶対不変ではなく、社会の発展とともに変わりうる」と教えるようになり、子どもや若者の政治的な自由がもっと保障されれば、選挙の投票率も飛躍的に伸びるのではないでしょうか。そのほうがずっといいし、個人が尊重され、学校がもっと自由な空間になるのでは。今回の質問は、そんなふうに思う機会になりました。

また質問にあたって色々と資料をご用意くださるなどご協力頂いた職員の皆さん、ありがとうございました。

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