船橋市が放課後ルーム増設の新方針を示しました

7月29日に議会で開かれた健康福祉委員会で、船橋市は待機児童が多い放課後ルームについて、新しく整備計画(方針)を示しました。

2016年度中の対応が決まっていたのは、西海神放課後ルーム(2月頃工事終了予定)、飯山満南放課後ルーム(2月頃に工事終了予定)、法典東放課後ルーム(2018年4月に校舎増築に合わせて移転予定)、宮本放課後ルーム(来年度開設予定)でした。

これに加えて、若松、葛飾、小栗原、中野木、海神の各小学校についても、来年度開設に向け調整中だとのことです。

具体的には、

①若松放課後ルーム:教育委員会と青少年会館の倉庫と学習室の借用で調整中。

②葛飾放課後ルーム:教育委員会と校舎1階部分特別支援学級2教室を2階に移設することにより放課後ルームを設置する内容で協議中。2017年3月までは教室を学校で使用していることから、4月から夏休み明けまでの対応として資料室の簡易な改修で仮開設を行う。

③小栗原放課後ルーム:教育委員会と校庭に放課後ルーム2階建てを設置する内容で協議中。4月から放課後ルームの工事完了までの間、第2放課後ルーム1階部分の体育倉庫の簡易な改修で仮開設を行う。

④中野木放課後ルーム:前原児童ホームの旧幼児教室使用部分2階での使用で調整中。

⑤海神放課後ルーム:教育委員会と、校舎1階部分特別支援学級1教室を2階倉庫に移設することにより特別支援学級を横並びとし、放課後ルームを設置する内容で協議中。

とのことです。これによって現時点の待機児童数なら、これらの小学校では待機が解消できるとも言います。

今年の7月1日時点で、待機児童は若松23人、葛飾20人、小栗原33人、中野木13人、海神21人でした。特に小栗原は待機児童が多く、低学年でも28人にもなり、整備が急がれていました。方針が出されたのは本当に良かったと思います。

しかし船橋市では放課後ルームの支援員、補助員不足も問題になっています。市の資料によると、7月1日時点で支援員が44名、補助員Aが61名、補助員Bが3名不足しています。現場職員の労働強化、過重によるストレス増加などが心配されます。

現在、支援員は時給1530円となり、前年の不足が63名だったことを見れば改善されていますが、44名不足というのは依然として深刻です。補助員はABとも時給1010円ですが、これだけの不足があることを考えると時給アップなどが必要だと思います。

また現在、支援員でも全員非常勤(非正規雇用)ですので、委員会では日本共産党として「国の補助金もあるのだから支援員の常勤化を」と求めました。市側は「現在は常勤化は検討のメニューに入れていないが、将来の(検討課題とする)可能性まで無とするものではない」と答えました。

職員不足については他の会派の議員からも「障害児の多いルームで障害児加配である補助員Aが6人不足となっているけど、これで大丈夫なのか」など、心配する声が出されていました。

現場職員の負担増は、職員の人権問題であると同時に、子どもの健全な発達が保障されるのかどうかにも関わってきます。今後も放課後ルームの問題を注視していきたいと思います。

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