9月議会で市営住宅の増設について一般質問で取り上げるにあたって、議会事務局に「中核市54市の公営住宅戸数と人口」を調べて頂きました。ありがとうございます。
※基本的に2018年8月1日現在の住民基本台帳人口、9月1日現在の市・都道府県営住宅数より作成
※八王子市の都営住宅数は2017年3月31日現在。
※青森市の県営住宅数は2017年5月1日現在。
※倉敷市の県営住宅数は2018年3月29日現在。
※姫路市・豊中市・明石市・高知市の県営住宅数は2018年3月末現在。
※函館市・八尾市・長崎市の道府県住宅数、奈良市の公営住宅数、倉敷市の市営住宅数は2018年4月1日現在。
※和歌山市の県営住宅数は2018年4月現在。
※松江市・長崎市・福山市の人口は2018年7月末現在。大分市の人口は2018年8月末現在。
調べて頂いた結果、船橋市の人口10万人あたりの公営住宅数は417戸で、その数は54市中52番目でした。54市の平均戸数が約1946戸ですので、中核市平均の2割程度でしかありません。
市営住宅は応募倍率が高く、入りたくても入れないという声が数多くあります。9月議会で増設を求めました。
市側は「2015年度に策定した市営住宅供給計画によって2016年から2020年の5年間で110戸を新たに借り上げ、市営住宅として供給することにしている」、「2020年度以降(の住宅供給について)は国土交通省の試算手法を参考に、住生活基本計画策定員会の承認を得て、2020年度に検討を行う」と答えました。
2016〜20年度までに110戸増、その後はまた考えるということですが、それにしても少なすぎるのではないでしょうか。住宅困窮世帯の需要に応えるには不十分だと思います。抜本的な増設を今後も求めていきます。
2018.10.27追記
市営住宅と都道府県営住宅で色分けをしました。これだけを見ると、千葉県も県営住宅が他の都道府県と比べて非常に少ないということが分かります。住まいの貧困に喘ぐ住民の声に応えて、抜本的に増設すべきだと思います。
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