「緊迫情勢・憲法9条が危ない!学びと交流」企画に参加しました

平和・自衛隊

18日、千葉県教育会館で行われた「緊迫情勢・憲法9条が危ない!学びと交流」(主催:九条の会・ちばけん、九条の会千葉地方議員ネット)に参加しました。私はスタッフを勤めさせて頂きました。雪が降る寒い日でしたが、会場一杯となり盛況に。日本体育大学教授・憲法学の清水雅彦さんによる講演「安倍首相・自民党の9条等改憲案の内容・問題点と運動の課題」の後、ワールドカフェ方式で参加者の皆さんの交流が行われ、最後にグループの各進行役が発表を行いました。

▲開会の挨拶を行う、九条の会千葉地方議員ネットの津久井清さん(鎌ヶ谷市議、立憲民主党)

九条の会は2004年、戦争放棄・戦力不保持を定めた憲法9条「改正」の動きを阻むために結成された全国組織です。千葉県内では300を超える草の根の九条の会が結成されています。「九条の会千葉地方議員ネット」は2005年、超党派で結成されたそうで、現在の会員数は134人にのぼり、船橋市内で月1回の世話人会議を行いながら活動しています。

▲講師の清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法学)

清水教授は安倍政権による集団的自衛権行使容認論、9条改憲論、自民党の9条改憲案の変遷を説明。さらに最新の9条「加憲」論の検討内容を紹介し、自民党の条文案通りに憲法を変えれば自衛隊の活動に歯止めがなくなり、活動が国内に限定されなくなることや、軍法会議の設置・フルスペックの集団的自衛権行使など「普通の国」への道を開くこと、自衛隊機の夜間飛行・土地収用・有事の際の徴用・産学軍事研究等に「公共性」が与えられることなどを話しました。

また世界には26の軍隊を持たない国があり、今は日本がそうなるか「普通の国」になるのかの分かれ目であること、安倍政権の戦争法の狙いである「積極的平和主義」を進めれば、アメリカの政権によっては日本もアメリカの戦争に参加し、自衛隊が他国民を殺し、自衛隊員が殺され、日本国内ではテロが発生して一般国民も死ぬことになると説明。これに対抗する二つの平和主義として憲法9条(消極的平和:暴力のない状態を目指す)と憲法前文(積極的平和:構造的暴力(貧困・飢餓・抑圧・疎外・差別)のない状態を目指す)があると語りました。

また安倍首相・自民党の最終目標としての憲法全面改正〜2012年4月の自民党改憲案の主な内容は、①国家主義、②人権規定の制約(大幅な義務規定の拡大)、③緊急事態条項、④平和主義の改変(9条改正、平和的生存権の削除)だと説明。

清水教授は終わりに、安倍政権・改憲勢力に対抗するこの間の取り組みの成果として、総がかり行動実行委員会の結成(連合所属労組と全労連所属労組の統一行動の実現)、分裂していた中央憲法記念日集会で統一集会が2015年から実現、これらにより野党の連携実現、幅広い市民・学生・労働者の結集をあげ、課題として「労組と市民と野党の共闘」、各都道府県単位で総がかり態勢をつくる事を上げました。さらに国政選挙での候補者調整を立憲野党は早めてほしいこと、もっと大同団結していかなければならないという事を訴えました。本当にその通りだと思います。

▲司会の中村きみえさん(千葉市議、日本共産党)

1時間程度の講演の後、参加の皆さんがグループに分かれてワールドカフェ形式で討論・対話を行いました。私が進行役を務めたAグループでは「講演が分かりやすかった」「立憲的改憲論への考え方について知りたかった。野党統一候補についても話し合いたい」「9条を守ろうと駅で市民に呼びかけている。ビジネスマンは特に無関心な人が多いが、高齢者や10代の子どもたちから反応がある」「街頭でトランプ大統領のイラン問題についてシールアンケートを行った。武力による解決を望むという意見が多いのではと予想したが、意外にも外交で解決を望む声が多かった」「街頭では改憲されれば徴兵制実施の恐れもあると子ども達に話している」などの発言がありました。またSNSやYouTubeなども活用して世論に訴えていきたいという発言も出されました。こちらのグループだけでも市原市や南房総市、千葉市など県内各地から皆さん参加していました。

▲会場から出された質問に答える清水教授

▲閉会挨拶を行う「九条の会・ちばけん」の野口さん

この日は衆議院千葉2区に挑戦する日本共産党の寺尾さとし前県議も参加し、「勉強になった。繰り返し学んでいきたい」と感想を語っていました。ワールドカフェ方式にしたことでその場で感想や思いを語り合うこともでき、元気の出る集会になりました。こういう方式でと今回発案されたのは船橋市議の池沢みちよさんです。集会成功にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

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