6日、千葉県庁で表題の事業について聞き、用地買収のための時間が長く掛かっているという現状を知りました。丸山慎一・前県議、柳美智子・市川市議と、船橋市本中山にお住まいの方と一緒でした。
▲千葉県の事業説明書です
この事業は千葉県が行っているもので、総事業費62億9千万円、1999年度〜2020年度という21年間に渡ってアンダーパスを造る計画です。計画がある場所は現在、道路(木下街道)と京成電鉄とが平面交差しているため、「踏切遮断による交通渋滞が著しい上、歩道が狭く大型車の交通が多い危険な地域」と言います。「そのため道路と鉄道との立体交差化により、交通の円滑化と歩行者の安全を図る」とのことです。
千葉県は国道14号の鬼越二丁目交差点から500mほどの区間で工事を行うために、この間、用地取得(全体で8,705平方メートル)を進めてきました。しかしあと1割の取得が進んでいないそうです。
実は計画の場所の周辺には下水道を新規に整備する計画もありますが、この立体交差化事業の見通しが立たない限り、整備を進められないと言います。そこには船橋市本中山1丁目の一部も入っていて、私は地元の方から「長年下水道の整備を待っているが、いまだになされずに浄化槽のまま。どうなっているのか」というご相談を頂いていました。そこで今回、丸山前県議に依頼し、県に立体化事業の進捗を聞くことにしました。
千葉県は事業費を現在55億7800万円まで使っています。総事業費の89%です。丸山さんから「設計変更なども考えないといけないのではないか」、柳さんから「地元の皆さんからは、家を新築改築する時にも判断に困るという話を聞いている。いろんなことに問題が波及している」、参加者の方からは「土地が古くて陥没してきている。今後大変な問題になってくる」などの発言がありました。私も引き続き追いかけていきたいと思います。
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