志位×若者トークセッションに参加しました

集会

9月6日、日本共産党千葉県西部地区委員会と日本民主青年同盟(民青)千葉県委員会が、船橋市内で志位和夫委員長と若者のトーク集会を開きました。私は民青の県副委員長の佐藤泰希さんと一緒に司会を務めました。斉藤和子前衆院議員も参加しました。

▲参加者の方の質問を聞く志位さん

参加者は主に10代〜40代のみなさんです。志位さんは、安倍首相の突然の辞任は健康問題であるだけではなく、7年8ヶ月にも及ぶ安倍政権の政治の深刻な行き詰まりの結果であること、コロナ禍の元で医療機関も従事者も保健所も足りない新自由主義路線の矛盾が噴き出していることなどを訴え。またコロナ危機を克服してどういう社会をつくるかについて、日本共産党の7つの提案を説明しました。①医療、介護、社会福祉、保育などケアに手厚い社会をつくる、②労働法制の規制緩和路線を見直し、人間らしく働けるルールをつくる、③少人数学級の実現、大学の学費半減など、一人ひとりの学びを保障する社会をつくる、④外需頼みをやめ、内需と家計、中小企業を経済政策の柱に据え、危機にゆとりを持って対応できる強い経済をつくる、⑤科学的知見を無視した思いつきの対応ではなく、科学を尊重し、国民に信頼される政治をつくる、⑥文化・芸術を大切にする国をつくる、⑦世帯主規定の撤廃など、ジェンダー平等社会をつくる、というものです。

志位さんのスピーチ後、およそ90分に渡って参加の若いみなさんと志位さんとの一問一答を行いました。出された質問は次の通りです。

  • GoToキャンペーンは良かったという人が多いが、日本共産党は失敗だったと今も思っているのか
  • 社会主義について学んでいるが、ソ連型と日本型の違いを知りたい(高校生より)
  • 同性パートナーシップ制度が全国で広がっているが、同性婚とはやはり法的に違っていて、パートナーの死亡後に連絡が取れなくなることもある。日本で同性婚は10年は無理だと私は考えるが、日本共産党はどう思うか
  • どうして議員になったのか(中学生より)
  • 日本共産党は自衛隊を違憲と判断しているが、政権を取ったら自衛隊を解体するのか
  • 国民が政治に無関心なのは教育の責任が大きい。学校で政治教育を取り入れてほしいがどう思うか
  • 20人学級ができたらいいと思うが、箱(建物)自体が足りないのはどうしたらいいのか。教員も足りない。
  • 沖縄の米軍基地撤去を日本共産党は求めているが、移転先とされるグアムでも住民の反対運動がある。どういう方針を持っているのか
  • 党名を変えてほしいという意見が多いが、党名変更を視野に入れているのか(高校生より)
  • 安倍政権が長期に渡り、どういう外交の姿が正しいのか分かり辛い。日本共産党は具体的にどうしようとしているのか
  • 学校で三権分立を教えているが、現実と違いすぎて説明が大変。また「税は社会を支える会費のようなもの」という言い方があるが、これについてどう思うか
  • 日本共産党は大企業や富裕層に増税が必要というが、そうすると大企業が海外に逃げてしまうのではないか
  • 4人の子どもを育てていて、学費が大変。「そんなに子どもを産めない」という若い世代の声についてどう思うか
  • なぜ「小人数学級を子どもたちにプレゼントしよう」という言い方をするのか。学びの保障は人類のギブアンドテイクになるのではないか

志位さんは一つひとつ、すぐさま丁寧に答えていて、さすが!と思ってしまいました。

最後に記念撮影も。終了後、青年が一人、民青に加盟しました。「具体的な話が聞けてよかった」「めちゃくちゃ勉強になった」など、ご参加くださったみなさんからもご好評でした。地元の船橋市ならではの贅沢なトーク集会でした。

 

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